単金問題リターンズ

Posted in システム, 思考散歩 on 10月 27th, 2009 by admin – Be the first to comment

先日、Miataka.rbに参加した時、ちょっと話題に上った内容を、Twitterのつぶやきで思いだした。

今のIT業界で働く人って、大半が、
時間 × 単金 = 売上
という枠で働いている。当たり前といえば当たり前。人月と言う考え方だ。

ただ、この前提に従うと、結局、どんなに技術力をつけて仕事を効率的に終わらせても、逆に収入が減るというジレンマに陥る。

昔、実際にあった話を例にあげよう。
ある日、顧客に急に呼ばれて言ってみると、いささか深刻な面持ちで担当者がしゃべり始めた。
要旨はこうだ。
某タレントのファンクラブサイトを始めようとしてて、そのサイトの構築をWEB制作会社に発注した。今週になって、進捗状況を確認したところ、進捗がかんばしくない。それどころか、その会社はが請け負ったのは、デザインのみでシステムは範疇外と言われたらしい。
会員の募集が直近に控えているにも関わらず、会員管理のシステムは手が付けられていなかった。
担当者は、困った揚句に付き合いのあったウチの会社に相談をもちかけてきたのだった。
「で、会員の受付はいつから始めるのですか?」我々は聞いた。

担当者は答えた。「来週の月曜日です。」

我々は驚きを隠せなかった。何せその日は木曜日で、事実上、その日を入れても期限まで4日しかなかったからだ。
担当者は続ける「この期限は、延ばせないんです。どんな形でもいいので対応できませんか?」
我々は、内々に協議した上でそれを引き受ける旨を伝えた。
この例の場合、そもそもの契約に問題があるのだがそこを目をつぶって話を進めると、通例にのとった場合、4日分×人数でしか金額を請求が出来ないことになる。実際作業したのが1名なので、4人日がもらえるMAXと言う事になる。何か変な話だ。

この時に思ったのが、時間に縛られる考えから脱却しないと、それに関わる人は誰も幸せにならないとことだ。大事なのは、提供したサービスやその品質に対する対価として金銭を受け取るという事だと思う。自分の進む方向はこれだ。

でも残念ながら、現実問題、機能で金額が決められるような仕組みがIT業界には事実上、存在していない。というか見た事がない。しかも、今、自分が置かれた状況では、しがらみがあり過ぎて考え方すら受け入れられないだろう。
まあ、あまり先の事は考えず、『姿勢を大事に』して行くとしよう。

ちなみに、例に挙げた案件は、Ruby On Railsを使って切り抜けたことだけ付け加えておこう。
RoRって、すごい威力ですよ。。。

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